旅路のはてまで男と女 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
高価でも、大切にしているわけでもないのに、身のまわりで、ずうっと消えないものというのがある。案外、男と女というのは、こういうものかもしれない…。男女の別れぬ関係の謎から時事問題、フランス行にバーゲンの話、見合いの席の“箸遣い”に至るまで、いよいよ冴えるマリコの深い洞察力。「思い出し笑い」シリーズ第十七弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
林 真理子
1954(昭和29)年、山梨に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
漢字語源の筋ちがい―お言葉ですが…〈7〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
十二月を「師走」というその語源は「年末は忙しく先生までも走る」から、「塩梅(あんばい)」とは昔は塩と梅で味つけしたからとか、尤もらしく言われているけれど…漢字語源の俗説をついた連作をはじめ、名前にちなむ愉快な話、井伏鱒二が『唐詩選』から『臼挽歌』をへて名作『厄除け詩集』を作った経緯など、面白エッセイが満載。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高島 俊男
1937年生れ、兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。主な著書に『水滸伝と日本人』(第5回大衆文学研究賞)、『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(第11回講談社エッセイ賞)、『漱石の夏やすみ』(第52回読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あれも嫌いこれも好き (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
銀座のすし屋ではなにから注文したら正しいのか?「このごろの若いもんは」と言いながら、ルーズソックス肯定派。ウンコ座りって小文字のbみたい―猫、病気、老い、大事な人たちについて等々、本音で過激に語ってしまう、胸のすくようなエッセイ集。
内容(「MARC」データベースより)
「ふつうがえらい」「がんばりません」などで女性の共感を得た著者が、猫・病気・老い・大事な人たちについて、本音で過激に語ってくれる。朝日新聞家庭欄連載を中心とした、面白くておまけに泣けるしみじみエッセイ集。
シングルっていいかも 女ひとりで想うこと (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「二十代から九十代にわたる、シングルをめぐる作品を読み、『私もこうだった』『今の私は、この人に近いかな』『年をとったとき、こんなふうな心境になれるかしら』と自分の過去、現在、未来を重ね合わせ、興味深かった」(「シングルいろいろ」より)。それぞれのシングルのそれぞれの生き方。シングルライフを楽しむための、極上エッセイ集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岸本 葉子
エッセイスト。1961年神奈川県生まれ。大学卒業後、保険会社に勤務した後、北京外国語学院留学生として中国滞在。帰国後、雑誌を中心に旅行エッセイを連載しはじめ、1989年には『微熱の島台湾』を発表。旅にまつわるエッセイで活躍するいっぽうで、半径5メートル以内の日常生活を楽しく、ときに鋭くつづった身辺エッセイでも人気を得る。2001年に手術を受けた虫垂がんの体験を『がんから始まる』(晶文社)として2003年に発表し、大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
深き心の底より (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『博士の愛した数式』の著者、小川洋子の作家デビューから10年の間に綴られた初期エッセイ集。金光教の教会の離れで暮らした子供時代、学生時代の思い出、アンネ・フランクへの思い、子育て、そして家族、取材や旅行で訪ねた町の思い出…。何気ない日常生活を描く静謐な文章のなかに、作家が生み出す不思議な世界観を垣間見ることができる。言葉の石を一個一個積み上げたような珠玉の54編。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小川 洋子
1962年3月岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。1988年『揚羽蝶が壊れる時』で第7回海燕新人文学賞受賞。1991年『妊娠カレンダー』で第104回芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で第55回読売文学賞と第1回本屋大賞受賞。『ブラフマンの埋葬』で第32回泉鏡花文学賞受賞。2006年『ミーナの行進』で第42回谷崎潤一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
専業マンガ家を目指しつつ、弁当やピザなどのデリバリーのアルバイトを続ける著者。そんな彼が、玄関で接した、大都会東京のヘンな客たちの“住人十色なキャラクターっぷり”を描いたマンウォッチングスケッチコラム。
内容(「MARC」データベースより)
専業マンガ家を目指しつつ、弁当やピザなどのデリバリーのアルバイトを続ける著者。そんな彼が、玄関で接した、大都会東京のヘンな客たちの「住人十色なキャラクターっぷり」を描くマンウォッチングスケッチコラム。
頂上対談 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
長嶋監督、メジャーに殴りこみ!?石原都知事、アメリカ大統領選出馬!?中田ヒデ、野球に転向か!?―当代随一の“大物”たちが、たけしの前でついつい漏らした、思わぬ「本音」。小沢‐たけし党、連立政権誕生か!?娘・井子、父・たけしの秘密を暴露!?驚天動地、抱腹絶倒、そんなことまで喋っていいの!?ほかに、柳美里、松本人志らとの対談も収録した、全13人との夢の共演集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ビートたけし
1947(昭和22)年、東京足立区生れ。浅草フランス座で芸人修業中に知り合ったきよしと漫才コンビを結成。「ツービート」として、漫才ブームで一躍人気者となる。その後もソロとして、テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで国民的な活躍を続けている。映画監督・北野武としても世界的な名声を博す。’97(平成9)年には「HANA‐BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
モオツァルト・無常という事 (文庫)
メタローグ
小林秀雄(1902―83)の半世紀を越える批評活動の中で、戦時中に執筆された本書所収の一連の短いエッセーは、とりわけ忘れ難い。初期の「ランボオ」の衒学的な文章や「様々なる意匠」の頃のポレミックな批評とはまた異なり、日本の古典を素材にした文章は静かな緊張感に包まれている。とりわけ西行や実朝といった歴史上の登場人物の輪郭を、あたかも今そこに生きているように描き出す手腕は並ぶものがない。それは同時代に書かれた保田與重郎の古典論とは似て非なるものだ。「モオツァルト」は戦時中に構想、戦後発表された天才論で、戦争の危機の中で宿命の音を聴く著者の姿勢は一貫している。(宮川匡司)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.
内容(「BOOK」データベースより)
小林批評美学の集大成であり、批評という形式にひそむあらゆる可能性を提示する「モオツァルト」、自らの宿命のかなしい主調音を奏でて近代日本の散文中最高の達成をなした戦時中の連作「無常という事」など6編、骨董という常にそれを玩弄するものを全人的に験さずにはおかない狂気と平常心の入りまじった世界の機微にふれた「真贋」など8編、ほか「蘇我馬子の墓」を収録する。
男女(オスメス)の怪 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
男と女にも「壁」がある!?丁々発止、思わず膝を打つ傑作対談。
内容(「MARC」データベースより)
恋愛は病気、結婚は契約? なぜ女は男より強くてたくましいのか。男はどうしてデリケートで口下手なのか…。男と女の間にある「壁」について、性格や言葉、美意識、遺伝子など様々な視点から探っていく、丁々発止の傑作対談。
二十一世紀に生きる君たちへ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「子どもは何をしなくてはならないのか?」「人は何のために生きるのか?」その答えが、司馬遼太郎の肉声で聞こえてきます。二十一世紀を迎えた、日本人のすべてに語りかける心のメッセージ。むだのない、考え抜かれた名文が私達の感動をよび起こします。
内容(「MARC」データベースより)
小学校国語教科書に収められた「二十一世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」を収録。子どもは何をしなくてはならないのか? 人は何のために生きるのか? その答えが司馬遼太郎の肉声で聞こえてくる。